初期研修医

山西 俊介 (一般財団法人 神戸市地域医療振興財団 西神戸医療センター)
山西俊介 山西 俊介
一般財団法人 神戸市地域医療振興財団 西神戸医療センター
平成27年7月6日~平成27年7月17日
(平戸市民病院)

 平戸市民病院にて7月6日より2週間、研修させていただきました。
 雨天が続き、天候にはあまり恵まれませんでしたが、同じ時期に研修に来ていた同期にも恵まれ、優しい指導医の先生方の下で充実した日々を送ることができました。
 平戸に行くまでの地域医療のイメージは、ゆったり、医療資源がかぎられている等、決してプラスイメージとは言えないものでありました。しかし、平戸市民病院の先生方は現社会が抱える高齢化という問題に対して30年も前から取り組まれていたということを知り、非常に感銘を受けました。押淵院長先生が掲げられている、「元気老人」を目指す、ということが今後の社会に必要なのだと思いました。そのために1次予防、2次予防を強化し、在宅医療にも力を注いでいく必要があると感じました。
 今回の研修を通じ、自身の中で、①Spesialtyの枠を広げる、②総合的な力をつける、③チーム医療を大切にする、④患者さんに謙虚に向き合う姿勢を忘れない、という意識が非常に強くなりました。
 今回の研修で得たものを、今後の医師人生で役立てていく所存です。
 末筆になりましたが、今回お世話になった先生方、コメディカルのスタッフの方々、事務の方々に心より感謝し、お礼申し上げます。
 ありがとうございました。