山村　愛
	医療法人社団 神鋼会神鋼病院 平成24年9月24日～平成24年10月19日 (平戸市民病院）

９月末、初めて平戸へやって来た時にはまだまだ蒸し暑い日が続いていましたが、いつの間にか病院周囲の稲刈りが終わり、朝夕の空気がめっきり冷たくなっていました。

終わってみると、大変短く感じられた１か月でした。
自分の病院とは全く違う、大多数が慢性期疾患である患者さんのニーズや地域特性に合わせた医療を体験させて頂いたこと、今後の医師人生の糧とします。

また運よく、福島医科大・葛西先生の家庭医についての講義をお聞きする機会があり、家庭制度の整備が医療崩壊への歯止めへつながる可能性と、それは大都会の大病院よりもへき地の小さな病院からの方がより進めやすいと知りました。
平戸で見たこと、経験したことを持ちかえり、情報発信することで、ささやかながら自分も地域医療の発展に貢献できると嬉しく思います。

最後になりましたが、この場をお借りして、貴重な機会を与えて下さり、笑顔で迎えて下さった平戸市民病院のスタッフの皆様方へ心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。