初期研修医

山口 彩 (独立行政法人 国立病院機構 長崎医療センター)
山口 彩 山口 彩
独立行政法人 国立病院機構 長崎医療センター
令和3年2月1日~令和3年2月26日
(平戸市民病院)

 今まで中核病院でしか研修をしたことがなかったので、より地域に密着した病院で働くことができてとても新鮮でした。
 定期外来では主訴のない患者に対する外来のポイントや生活習慣指導、またコミュニケーションのとりかたなどを学ぶことができました。特に漁師さんは天候次第で仕事かどうかが決まるので外来の予約をとれないというのは、1次産業が盛んな地域ならではの特色だと感じました。
 訪問診療では訪問するご家庭ごとに特徴が異なっており、体のことだけでなく生活環境についてもひとりひとり考えていく必要があると思いました。また母屋とはなれという同じ土地に建物が2つあるという文化もとても新鮮でした。平戸市民病院での研修で改めて地域と密接する病院について学ぶことができ、地域医療の大切さについて感じることができました。
 来年度から上五島病院での勤務が始まりますが、ここでの経験をいかして背一杯がんばっていこうと思います。1ヶ月間ありがとうございました。