若佐 直紀 (広島鉄道病院)
若佐 直紀 | |
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広島鉄道病院 平成27年1月5日~平成27年1月30日 (平戸市民病院) |
これまで地域医療というものに対して僕は何も知識はなく、ドクターコトーのイメージがある位でした。少ない物資と人材で対処しているのかなといった漠然としたイメージでした。
今回の地域医療研修では様々なプログラムが緻密に組まれており、1か月という短い期間にも関わらず様々な事に参加させていただけました。
まず、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリといった患者さんのお宅を訪問する医療に参加させていただきました。患者さんを訪ねると、不便な立地条件のお宅が多く、またご老人のみで暮らしている方も多かったので訪問医療の必要性を感じました。
訪問診療では、バイタルをとるのと採血以外は、問診、視診、聴診、打診、触診という診察を通して患者さんの状態を把握する良い練習になりました。
また、当直では、今まで診た事の無い小児や怪我なども診る事になり、地域医療では浅く広く何でも診れる能力が求められていると感じました。一緒に当直してくださった先生方、看護師さんに助けられ何とか診れましたが、ドキドキしました。平戸市民病院の先生方の総合力の高さは凄いと感じました。
また、健診にも参加させていただけました。健診では腹部エコーを練習させていただき、結果として腹部エコーにはそこそこ自信が持てるようになりました。中桶先生が患者さんに禁煙や食事管理、運動に対するモチベーションを付けさせる言葉を上手い言い方で言われていたのが印象的でした。健診は異常を見つける事だけではなく、病気にならないようにモチベーションを付けさせることが大事な目的だと思いました。
大島ではリアルドクターコトーみたいな関野先生と1日が過ごせました。針治療までこなす関野先生みたいなドクターもいるのだと少しビックリしました。
今回、快適な宿舎も用意していただき、皆さんにも親切にしていただき本当に恵まれた1か月を過ごす事が出来本当に感謝しています。有難う御座いました。