初期研修医

田島 和昌 (長崎大学病院)
田島和昌 田島 和昌
長崎大学病院
平成27年2月2日~平成27年2月27日
(平戸市民病院)

 長崎大学出身で、長崎大学病院で研修している田島和昌と申します。1ヶ月間平戸市民病院で地域研修をさせていただきました。
 平戸に来て最初に驚いたことは、外来にいらっしゃる高齢者のみなさんがお元気だったことでした。90歳台の方でも、しっかりされている方が普通にいらっしゃってすごい地域に来たなと感じました。これは、今までの先生方を始めとした病院スタッフのみなさんの様々な取り組みの賜物であったということが研修をすすめるうちに分かってきました。
 健診、訪問看護・診療・リハビリ、出前講座など予防医学を実施しており、地域のみなさんの健康に対する意識が高くなっていることを実感できました。出前講座では、たくさんの地域のみなさんが集まってくださり、地域のつながりがかなりしっかりしていることも実感できました。
 外来をたくさんさせていただいたことも良い経験でした。普段の研修ではここまでたくさん外来をする機会はありませんが、将来一人で外来をする機会があるはずなので、この経験を活かしたいと思います。
 院内での診療だけでなく院外での研修、度島での離島研修などプログラムが充実しており、地域と病院のつながりを実感できた研修でした。
 最後に、平戸市民病院で関わってくださった全てのスタッフのみなさん、患者さん、患者さんのご家族のみなさん、研修医のみなさん、本当にありがとうございました。