初期研修医

澤田 好江 (社会医療法人 神鋼記念会 神鋼記念病院)
澤田好江 澤田 好江
社会医療法人 神鋼記念会 神鋼記念病院
平成30年10月29日~平成30年11月22日
(平戸市民病院)

 「ここで1ヶ月やっていけるのか…?」から始まった平戸市民病院での僻地医療研修。私のようなよそ者が受け入れてもらえるだろうかという不安でいっぱいでしたが、温かい平戸市民の皆様・平戸市民病院の職員の皆様に支えられて、とても楽しく有意義な研修を送ることができました。本当にありがとうございました。
 平戸市民病院では、普段の初期研修内容(主に病棟業務)とは異なり、健診・一般初診外来・訪問診療・訪問看護・リハビリ等を担当させていただきました。これらの経験を通して強く感じたことは、平戸市民病院では「全人的医療」が実現されているということです。患者さんの病気そのものを診るのはもちろん、生活上の問題点の解決、治療終了後のリハビリや日常生活への復帰支援、患者を支える家族のサポートなどなど…。それらを医師だけでなく、コメディカルの方々、地域住民の方々が一丸となって行うことで、「全人的医療」が実現され、高齢者社会の維持に繋がっているのだと強く感じました。短い期間ではありましたが、お世話になりました病院スタッフの皆様、平戸市民の皆様に心から感謝申し上げます。