初期研修医

三宅 勇平 (独立行政法人 労働者健康福祉機構 横浜労災病院)
三宅勇平 三宅 勇平
独立行政法人 労働者健康福祉機構 横浜労災病院
平成23年9月5日~平成23年9月30日
(平戸市民病院)

  9月5日から30日まで地域医療研修のため平戸市民病院で研修をさせていただきました。
一番に感じたことは、医療スタッフ皆さんが地域の医療を支えることを強く考えているということです。1つの例として健診があります。介護や医療費の負担を軽減するために、病気を予防や早期発見・治療に力を注いでいること。病気が進んでからの治療よりも予防や早期発見・治療が高齢化の進む平戸には効率が良いと考え、健診の普及に力を注いでいること。普及のために、住民の信頼を得るために最大限の努力をしていること。これを平戸市民病院全体の約束事として行っていることに感銘を受けました。やりがいのあることだと感じました。
 しかし一方で、良いことばかりではなく、地域医療なりのジレンマや不自由もあり、時には疲れや落胆などネガティブな感情になることもひしひしと感じました。
 1か月の研修期間でしたが、地域医療のプラスとマイナスな両面を感じられたことは、良い経験となりました。平戸市民病院の皆さん、研修に関わっていただいた方々、ありがとうございました。今後の糧とし医療に精進したいと思います。