初期研修医

北村 憲子 (独立行政法人国立病院機構 京都医療センター)
北村憲子 北村 憲子
独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
平成24年10月30日~平成24年11月22日
(平戸市民病院)

 長崎県だから暖かいだろう、そんな期待を持ち10月末に平戸に着いた私は、寒く暗い夜を迎え初日からホームシックになりました。しかし終わってみると楽しく充実した4週間でした。
 私は普段は入院患者さんを指導医とともに担当しています。これまで入院患者さんを担当する中で、退院後の支援が足りないために「退院はできるけど、いずれまた悪化して病院に戻ってくるだろう」と思われる患者さんを経験してきました。入院治療だけでは根本的な解決にならないことにもどかしさを感じていた私には、平戸で退院後の支援に携われたことが良い経験になりました。この経験をそのまま京都に当てはめることは難しいと思いますが、礎として、その場に合う方法を考えていければと思います。
 最後になりましたが、お忙しい中研修を受け入れてくださった病院の皆様、地元の方々にお礼申し上げます。