初期研修医

入舩 理 (社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部 済生会長崎病院)
入舩 理 入舩 理
社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部 済生会長崎病院
令和元年11月5日~令和元年11月29日
(平戸市民病院)

 11月5日から11月29日まで、平戸市民病院で地域医療研修をさせていただきました。
 平戸には旅行で訪れたことがあり、きれいな砂浜がたくさんある風光明媚な場所という印象がありました。病院へは長崎市内からロードバイクで来ましたが、片道130km、休憩しながら8時間の道のりでした。道の途中に「イノシシ注意」の看板があり、襲われたらどうしようと考えていました。
 実際に4週間医療に携わる中で、平戸地区は長崎県の中でも高齢化の進んだ地区であることを実感しました。患者の多くは65歳以上でしたが、多くの方は元気で、高血圧や糖尿病などの治療をされている方が多いことが印象的でした。
 訪問診療や訪問看護に同行した際は、退院後の患者が実際にどのような生活を送っているのかを確認することができました。一人暮らしの方、家族と生活している方、一人ひとりの生活に合わせた計画がされていることを経験できました。
 また、日常診療では、感冒や片頭痛などのcommonな診療から、急性心筋梗塞や交通外傷などの急性期医療まで幅広い範囲の医療に携わることができました。
 最後に、平戸市民病院の先生方、コメディカルの方々、同時期に研修した高岡先生・加藤先生、自分たち研修医のお世話をしていただいた度島さんには大変お世話になりました。1ヶ月間ありがとうございました。