初期研修医

本多 弘幸 (独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター)
本多弘幸 本多 弘幸
独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター
令和2年3月2日~令和2年3月27日
(平戸市民病院)

 初期研修1年目の3月に平戸市民病院で1ヶ月間研修させていただきました。わからないことばかりでしたが、先生方をはじめ優しい職員の方々に支えていただきながら研修期間を送ることができました。
 地域医療とはどういうものなのかと考える機会は今まで何度かありましたが、実際に今回の研修を通して多くのことを感じました。外来ではその時の症状はもちろん、患者の背景や生活状況にも耳を傾けながら診察・治療を行なっている先生方の姿がとても印象的でした。また、患者のやる気をうまく引き立てるような話しの進め方や、今後の方針の決め方はとても勉強になりました。訪問診療や訪問看護では、患者の日常生活を見れるだけでなく、家族や施設の職員など地域のみんなで支えているというチーム医療の大切さを実感しました。日々の病院においても、職種や患者など関係なく挨拶が飛び交っていて、かなり雰囲気の良い職場で、職員間の信頼関係を感じることができました。
 一緒に研修した同期にも恵まめれ、とても有意義な1ヶ月を送ることができました。ご飯も美味しく、官舎もキレイで快適でした。最後になりますが、丁寧にご指導いただいた先生方はじめ、いつも気にかけてくださった度島さん、暖かく見守ってくださった職員の方々に感謝申し上げます。1ヶ月間ありがとうございました。