初期研修医

平岡 由愛 (医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンター)
平岡由愛 平岡 由愛
医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンター
平成30年7月2日~平成30年7月27日
(平戸市民病院)

 まずはじめに平戸に降り立った際の印象は正直なところ「とんでもない所に来てしまったぞ」でした。夜中の8時に市民病院に到着したのですが街灯はほとんどなく、お店もまったくない。この先生活していけるか心底不安でした。しかしその不安は次の日の朝にすぐに消えました。優しくフレンドリーな先生方、素敵なスタッフの方々、病気をかかえているはずなのに笑顔でおおらかな患者さん方、そして明るい同期研修医2人。実習1日目にしてこの先の1ヶ月がとても楽しみになりました。予想は見事的中し、それからの毎日が新鮮でやりがいがあって楽しい日々でした。
 都会の医療との大きな違いは、病院と関わる患者さんのその時その症状のみ見るのではなく、患者さんの生活背景などにもしっ かりと耳を傾けていくところでした。特に訪問診療においては、患者さんのみならずそのご家族の背景や状況などにも気を配りながら長期間かけて医療を行っていくという点が、自院では体験したことのない新鮮な点でした。
 日中しっかりと研修させていただいた後は、同期と海に泳ぎに行ったり、釣りをしたり、居酒屋に地元の美味しい魚を食べに行ったりとプライベートも充実させることができました。先生方、度島さん、お世話になった皆様、一生の思い出を本当にありがとうございました。また平戸に戻って来ますので温かく迎えてください!!