初期研修医

御勢 文子 (社会医療法人 神鋼記念会 神鋼記念病院)
御勢文子 御勢 文子
社会医療法人 神鋼記念会 神鋼記念病院
平成30年10月1日~平成30年10月26日
(平戸市民病院)

 この度は一か月間研修させて頂きありがとうございました。
 研修に来る前は慣れない土地で過ごすことに不安がありましたが、平戸市民病院の方々は皆さん優しく親切でそのような心配はすぐになくなりました。
 外来研修は自分の病院との違いを非常に感じました。普段は各科が揃っていることもあり、例えば骨折していたら整形外科に紹介、という流れでした。しかし平戸市民病院では毎日各科の先生がいる訳ではないので幅広く診療をしなければならないのが本当に大変だなと感じました。また患者さんとの何気ない会話からその人の普段の生活を聞き出し、治療に繋げていくことの大切さも学びました。
 訪問診療や訪問看護を経験することは初めてでした。スタッフの方々から患者さんのお宅で診療することで患者さん自身がリラックスした状態であることから病院では話さないような事も聞ける、と伺いました。本当にその通りであると実感し大変勉強になりました。
 ケアマネ訪問も同行させて頂きました。ケアマネージャーさんがどのような仕事をしているのかは本での情報しか知りませんでした。実際に一緒に行動させて頂き具体的にどのように患者さんに接し、話を引き出すかを学び、有意義な時間を過ごすことができました。
 短い間でしたがお世話になった先生方、スタッフの方々、本当にありがとうございました。この土地で学んだことを今後の医師生活に活かしていきたいと思います。