初期研修医

遠藤 由理佳 (独立行政法人 労働者健康福祉機構 横浜労災病院)
遠藤由理佳 遠藤 由理佳
独立行政法人 労働者健康福祉機構 横浜労災病院
平成25年1月7日~平成25年2月1日
(平戸市民病院)

 平戸の地域研修の内容は都市部の病院では経験できなかったことが多く、毎日が新鮮で充実した日々を送らせていただきました。
 平戸は早期から高齢化が進み高齢化率はすでに30%を超えており、現在急速に高齢化が進んでいる将来の日本の姿といえます。その中で健診や出前講座などの予防医学に積極的に取り組み、地域住民の健康寿命を延ばし実際に医療費削減と介護予防を達成していることが印象的でした。また外来、入院、在宅医療を通して、病院スタッフ皆が患者とその家族と深く関わってケアしていることを実感しました。様々な疾患や背景をもつ高齢者が増加する今後の日本において、 平戸市民病院が行っている医療は将来求められる医療の姿なのではないかと思います。今後、平戸の1ヶ月で学んだ事を何らかの形で自分の診療にフィードバックしていきたいです。
 最後になりましたが、お忙しい中ご指導下さった僻地病院再生支援・教育機構、平戸市民病院の皆様、一緒に研修を共にした研修医の皆様に心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。