土屋 菜歩
土屋 菜歩 (つちや なほ) |
医学部時代… | アルバイトとボランティア活動(と勉学…)の傍ら、バックパッカーとして東南アジア(主にタイ)を歩き回っていた。この頃タイ語を覚える。タイでの研修、フィリピンでの国際協力フィールドワークフェローシップ参加を機に、国際保健に興味を持ち始める。 |
平成14年3月 | 旭川大学医学部医学科卒業 |
平成14年4月~ | 山形大学附属病院に麻酔科研修医として勤務 |
平成16年4月~ | 山形大学公衆衛生学講座大学院。医療通訳問題等、在日外国人医療を中心とした国際保健に関わる |
平成18年3月 | JICA専門家養成研修HIV/AIDS対策コース修了 |
平成18年4月~ | 長崎大学熱研内科医員・大学院生。現在は北タイをフィールドとし、途上国におけるHIV治療の研究に臨床および疫学的な側面から携わっている |
長崎市内の地理にもまだ疎いまま、ここ平戸も地図とにらめっこしながらやって来ました。故郷山形で見慣れた田んぼと山に囲まれて初めての場所なのになつかしく居心地よく、海の風景まで満喫でき、毎日があっという間に過ぎています。臨床の場は久しぶりで右往左往してばかりですが、先生方、コメディカルのスタッフの方々にいろいろ教えていただきながら学ばせていただいています。地域に密着し患者さんたちの日常生活まで目を配った診療、スタッフのみなさんのチームワークに感動し、早く力をつけて自分もそのチームの一員となってお役に立てるようになりたいという気持ちを強くしています。
国や地域で求められる医療に細かい違いはあっても、患者さんと向き合いその人のニーズに合った医療を提供するという本質は変わらないのではないかと思います。短い研修期間ですが、少しでも多くのことを身につけられるようがんばります。