初期研修医

白岩 拓巳 (独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院)
白岩拓巳 白岩 拓巳
独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院
平成29年7月31日~平成29年8月25日
(平戸市民病院)

 8月に平戸市民病院で4週間臨床研修をさせていただきました。1年生の時に、平戸に行くなら夏が良いと先輩から言われていたのと、同じ月に青洲会で研修を行う予定の同期と一緒にスキューバダイビングをしたいという話になり、8月の研修を選択しました。
 平戸に向かうと福岡から平戸口までだいぶ距離があったのと、そこからさらに山奥に向かいやっとのとこで到着したということもあり、辺りもだいぶ暗くなった頃で、最初の印象としては「なんて寂しい場所なのだろう。」といったのが正直な感想でした。しかし、寮は非常に綺麗で、病院のすぐ横なのでとても便利で快適でした。翌日からは他の病院から研修医が2名来て、3人で研修ができたので寂しい思いはせず、楽しく過ごせました。
 研修内容としては、もともと予防医学に興味があることもあり、健診に毎朝参加できることは魅力的でした。また、私が普段生活している首都圏でも今後増えていくと予想される訪問診療の参加する機会が多かったのも良かったです。平戸市民病院では、健診、訪問診療、新患外来、救急当直など自分一人で判断し、診断や治療を行う機会に恵まれました。普段研修している環境と違い、より責任を持ち、しっかり考えて診療を行うことができたのも、来る3年目の後期研修の練習となり非常に充実した研修となりました。
 仕事以外の面では、皆さん言いますが、平戸には美味しい食べ物や温泉があり、仕事後は刺身、平戸牛に加えて、ホテル蘭風やサムソンホテルでの日帰り入浴を満喫しました。また、週末は佐世保、別府などまで足を伸ばし、楽しく観光できました。
 最後に、お世話になった平戸市民病院の職員の方々に厚く御礼申し上げます、ありがとうございました。