初期研修医

大畠 康宏 (北里大学病院)
大畠康宏 大畠 康宏
北里大学病院
 平成28年12月1日~平成28年12月28日
(平戸市民病院)

 2016年12月に平戸市民病院で研修し、訪問診療、看護・介護や離島診療まで幅広く、今まで触れてきたことのない医療を体験させていただきました。
 特に当直は大変学ぶことが多く、力不足を自覚すると同時に、地域医療のやりがいを感じました。普段大学病院の当直では、内科・外科当直、3次救急と分けられており、自分の専門外疾患を見ることはまずなく、また最終方針は上級医に確認を取ることになります。入院した後も直接自分で担当することはほぼありません。しかし、平戸市民病院の当直では外傷、小児なども拝見させていただき、かつ帰宅・入院の決定や入院後の治療に関しても受け持たせていただくことができました。自分で治療法を決定すること、その結果を直接診ることによって、医療についてより真摯に学び、治療に取り組むことができたように感じました。ご指導を下さった先生方、不慣れな指示でご迷惑をかけてしまった病棟、検査部の方々には深く感謝をしております。
 今後、大学病院での診療、また地域に出た際においても、平戸で学ばせていただいた医療に対する真剣さを持って治療にあたり、学習を積み重ねていただきたいと考えております。平戸市民病院の皆様、本当にありがとうございました。