初期研修医

井上 京 (独立行政法人 国立病院機講 京都医療センター)
井上 京 井上 京
独立行政法人 国立病院機講 京都医療センター
2月1日~2月28日
(平戸市民病院)

 京都医療センターから参りました、研修医の井上京と申します。2月いっぱいという短い間でしたが、平戸市民病院で多くのことを学ばせて頂きました。
 私たち研修医は、普段は入院患者さんを担当することが多く、一般外来での患者さんを診察したり、疾患のフォローアップや予防に関わることはほとんどないため、平戸市民病院で外来に触れる機会がたくさんあったことは、新鮮であり学ぶことが多くありました。
 また、平戸市民病院は予防を重視しており、医療従事者みんなで出前講座を開催したり、積極的に健診を呼びかけるなどの熱心な姿勢は、その時に存在する病気を診るのみだった私にとっては、視野の広がる経験となりました。
 高齢化の進む日本で、予防に力を入れ「元気老人の創出」に成果をみせている平戸市民病院のスタンスは、これからの日本の医療のモデルになれるのではないかと感じました。
 研修の機会を与え、指導してくださった先生方、困っていると声をかけてくださった看護師さんをはじめとする平戸市民病院の職員の方々、暖かく迎えてくださった患者さんたちに深くお礼申しあげます。1ヶ月間、ありがとうございました。