初期研修医

久永 将史 (長崎大学病院)
久永将史 久永 将史
長崎大学病院
平成22年10月4日~平成22年10月29日
(平戸市民病院)

 10月の間平戸市民病院で研修をさせていただきました長崎大学病院研修医の久永と申します。一ヶ月間という短い期間ではありましたが病院における医療行為から土曜、日曜のプライベートにいたるまで本当に勉強になった(楽しんだ)一ヶ月間でした。
 私は大学も長崎だったし、今も長崎で研修していますが、そんなわたしにとっても平戸は福岡に行くよりも遠いまさに陸の孤島といった印象でした。平戸に来た最初の印象は「あれ、山ばっかり」でした。平戸って山が多いんですね。海は砂浜よりも崖が圧倒的に多く、私の古いカーナビには載ってない謎の細道がとても多かったです。でも2日目以降はいろんな人から情報を集めて平戸を満喫することができました。
 大学病院で働いている私にとって平戸市民病院での研修は目新しいことがいっぱいでした。医師不足のせいもあり、より総合診療に近い診察が要求されます。訪問診療・看護・リハビリといったものも勉強になりましたし、高齢化の進んでいることも実感しました。住民健診による早期発見・早期治療だけでなく、出前講座などの活動によって予防医学にも力を入れているのもすばらしいことだと思います。
 1ヶ月間という短い期間でしたが、たくさんの方々に支えられてとても多くのことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。